福岡県出身 東京都在住
2015年〜採用コンサルティング(ベンチャー企業)に入社
2017年〜世界的流通小売業に入社。現在までに200名を超えるマネジメントを経験。現在は店舗デザイン兼人事支援に従事
2022年〜副業コーチとして、19名120時間有償でコーチングを提供
「もがく人」から「変化を恐れず、挑戦し続けられる人」へ
——みそたくさんのコーチングとの出会いについて伺えますか?
コーチングとの出会いは、本当に偶然でした。大学の時の後輩がInstagramでセッションのクライアント募集しているのも見かけたんです。ちょうどその時、ぼくは27〜28歳くらいで、自分の力をつかって挑戦したいけど、自信がなくて動けずもどかしい想いを抱えていたタイミングでした。
もともとコーチングに対しては、目標を設定し、アクションプランを立て、コーチが進捗を見守るというイメージがありました。ただ、実際にセッションを受けてみると、自分自身がまだ言葉にできない気持ちや、自分の中で本当に大切にしたいと思っていることが、言葉として表現されるようになり、それがとても印象的でした。
——コーチングセッションを受けていく中で、みそたくさんの中で変化が起きていったんですね。
そうですね。「挑戦したいけれど、行動できない自分」に対して、そもそもどうして挑戦したいという気持ちが湧いているのかもはっきりせず、長い間もやもやしていたんです。コーチと一緒に、ここからの1ヶ月どうしていくかという行動を決め、実際に動いたことを共有していくことで、挑戦にひとりで立ち向かっていっているわけじゃないんだと思い、歩みを進めることができたと思います。
——そこから、自身もコーチングを学ぼうと思われたのはどういった経緯があったのでしょうか?
コーチをしてくれた後輩とセッションを1年くらい続けていった時に、その後輩が「みそたくさん、コーチに向いていると思いますよ」と言ってくれたんです。ぼく自身が変わっていけたっていう経験と実感があったので、自分と同じように苦しんでいる人やもがいている人にコーチングを届けたいなと思ったんですよね。ぼくがコーチになることで、ぼくにしか届けられないようなものがあるんじゃないかな、と。
「未完了の完了」を経て気づいた願い
——THE COACH Academyで印象的だったのはどんなことですか?
「未完了の完了」と向き合った体験ですね。THE COACH Academy受講前に、長年抱いていたキャリアに対する悩みをコーチングで解消できたわけですが、その行為自体が「未完了の完了」だったんだなと、「未完了の完了」という言葉を知って感じました。その実体験があったからこそ、人生における未完了がまだあるんじゃないかと思ったんですよね。
——実際に、受講中に向き合った「未完了」はどんなものがありましたか?
家族との関係性です。本当は家族ともっと話したい、向き合いたいと思うことがたくさんあるんだということに気づきました。向き合えていない時は、苦しさやもやもやを抱えていました。そして、無意識にそこに対してエネルギーを使っていたと思います。
練習セッションの中で、家族をテーマに話させてもらったことで、自分がどういうふうに家族と向き合いたいかが鮮明になっていきました。結果、家族との時間も増えていきましたね。
また、家族と向き合ったことで、ぼくの願いは後悔しない人生を送りたいんだと気づくことにもつながりました。「いつ死んでも、後悔はない」をう思えるくらい、日々を大切に、そして、大切にしたい人たちを大切にできるようになったと思います。
——未完了の完了の向き合う中で、大きな気づきがあったんですね。そんな変化の後押しになったものは何でしょう?
特に、THE COACH Academyの講師陣やコミュニティメンバーによる応援ですね。授業外でもコーチングを受けさせてもらったり、オフ会やTwitterを通してコミュニケーションとれたことも大きかったです。さまざまな場面で、THE COACH Academyの人たちが自分のむきあうものを応援してくれたことは、とても心強かったですね。すごく肯定してくれましたし、ぼく以上にぼくが向き合うものを達成できた時に喜んでくれました。
コーチングは「コンパス」。自分らしさを見失わないために
——みそたくさんに起きた変化は、ご自身にとってどんな意味がありますか?
生きることが楽しくなりました。乗り越えてきたものって自信にもなるし、これから出てくる新しい壁にも立ち向かう活力を得ることができたと思います。また、自分以外のまわりの人に対しても、サポートする側として貢献できる力が得られた感覚があります。
——今後、コーチングをどう活かしていきたいですか?
人生どんな場面でも必要になるんじゃないかなと思っていますね。職場や家族、そしてはじめましての人との関わり方においても大切なコミュニケーションだと思います。朝起きてから寝るまで、ずっとコーチングマインドを持っていられるような、そんな人になりたいです。ぼくは僕らしさを、自分に正直に生きることだと捉えています。自分が信じたものをしっかり握って生きる姿を体現していきたいですね。
——どんな人にコーチング学習をおすすめしたいですか?
コーチとして活躍したい人はもちろん、自分と向き合いたいけど踏み出せない、人の目が気になって動けなくてもがいている人におすすめしたいです。THE COACH Academyを受ける過程の中で、自分と向き合うことになりますから。ぼくと同じように、自分らしい生き方を願っている方に受けてもらえるとうれしいなと思います。
——ありがとうございます。最後に、みそたくさんにとってコーチングとはなんでしょう?
めちゃくちゃ難しい問いですね…!一言でまとめると「コンパス」のようなものでしょうか。コーチングを受けることで、改めて自分が目指していきたい方向であったり願いであったり、そういうものがしっかりと見えてきます。ぼやぼやしていたものが晴れてくる感覚があります。自分らしさを見失わないためにも、絶対握っておきたいものですね。自分らしくあるために、その方向を見失わないように。
情報のシャワーの中で、「すべき」「ねば」みたいなあるべき論が、誰しも強く蓄積されていくと思います。そんな時にコーチングを受けることで、自分が目指していきたい方向が見えてくる。そのことを忘れず、これからもぼく自身の相棒として、そばにいてほしいなと思います。
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